カザトムプロム、中国で2度目の出荷を完了、経営陣交代を発表 : 企業情報

2023 年 6 月 5 日

カザトムプロムとCGNPC-URCのトップは、カザフスタンと中国のウルバFA企業が製造した燃料集合体の中国の原子力発電所への2回目の納入が完了したことを記念し、両社はパートナーシップをさらに発展させ強化する計画であると述べた。これとは別に、カザトムプロムは上級管理職の一連の異動の最新情報を発表した。

方城港原子力発電所での燃料集合体の受け入れを記念して行われた式典で、30トンを超える低濃縮ウランを含む燃料集合体の引き渡しは、カザトムプロムNFC最高責任者のドスボラト・サリムサコフ氏によって「重要な歴史的出来事」として称賛された。サリムサコフ氏は「核燃料サイクルの分野で両社間の協力関係がますます活発化していることをうれしく思う」と語った。「我々のすべての成果は、カザフスタンと中国のチームの実りある仕事の結果である。我々は今後も互恵パートナーシップのあらゆる分野を強化し、拡大していくものと確信している」と付け加えた。

ウスチ・カメノゴルスクにあるUlba-FA LLPプラントは2021年11月に正式に稼働し、2022年後半に顧客である中国総合原子力公司（CGNPC-URC）に最初の出荷を行った。このプラントは生産量を増加して生産量を増加させることが見込まれている。カザトムプロム氏は、2024年には年間200トンの生産能力がフルになると述べた。この工場には 20 年間の販売市場が保証されています。カザフスタンから中国への核燃料のさらにいくつかのバッチが今年末までに配達される予定である。

CGNPC-URC取締役会会長のアン・ジュンジン氏は、「中国は原子力産業をダイナミックに発展させており、エネルギーバランスにおける原子力エネルギーの割合を増やしている」と述べ、ウルバ・FALLPの能力がフルに達するにつれて、「私たちの発電所に燃料を供給するという重要な役割を果たしています。私たちは、企業の努力を通じて、両国間の協力をさらに深め、拡大する取り組みが今後も続くと確信しています。」

カザトムプロムは、アスカル・バティルバエフ氏の辞任を受け、今年1月から同職を務めてきたアリシェル・タイジャノフ氏が6月12日付で最高商務責任者を辞任すると発表した。同社は、2013年からカザトムプロム企業グループで上級職を歴任し、カスピ海横断代替輸送ルートの開発に「貴重な貢献」をしてきたタイジャノフ氏が子会社のひとつのCEOに任命されることを期待していると述べた。「関連する社内手続き」が完了した後。

現在カザトムプロムの営業部門責任者であるダスタン・コシェルバエフ氏が、6月13日付でカザトムプロムの新しい最高商業責任者に任命された。

World Nuclear News による調査および執筆

WNN は世界原子力協会の広報サービスです。